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微熱が軋む打ちっぱなしのコンクリートの一室で
牛皮の椅子に入り込んだ男のように
誰かは誰かの重みを楽しんでいる
今日も 明日も 勿論今迄のように
四月に逝った兄の仇はオートエロスのファンタジー
櫻のあしに捨て置いた死体のように
常軌と美学の螺旋を這いまわっている
今日も 明日も 勿論今迄のように
そう云えば何故君は手錠が好きか 考えてみたよ
現実に居ながらにして自由へと隔離される感覚の所為かい
いや、どうでもいい。
そう、どうでもいい。
完璧なものがあるわけがない・・・。
作用を来たす外気遮断のよく冷やされた一室で
季節と別れ眠り込んだ女のように
誰かは誰かの夢見を楽しんでいる
「今日も明日も、勿論今迄のように?」
そうだとも
今日も 明日も 勿論今迄のようにね
手錠が好きか?
現実に居ながらにして自由へと隔離される?
いや、どうでもいい。
まあ、どうでもいい。
何が在ってどれがこうだと、もう全ては事実じゃないか。
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