迷ってたんだよ
ずーっと
 
了見の口を広げるとそんな煩わしさはどっかへ消えてしまうのだが
 
 
 
 
迷っていた
 
「憎め、憎み倒せ」
あんまり楽しそうに踊り狂っているのを見てしまうと
「憎んだら幾らか楽になるものなのだろうか」なんて
簡単に引っかかってしまう
 
体の管を流れる血が
上へ行ったらいいものかそれとも下なのか
早くしてくれよ! おい〜!!!!
とうったえてくるようだったが
結局無視した
 
「そんな声に耳を貸さずに、あなたはただ私だけを真っ直ぐに見て
 生きることだけを考えていればいいの!」
 
あーもーなんっにも見たくねー
と正面から体をかわしたら
そこに花があった
これだよ 美しいものは救いだ
また過呼吸にしてくれませんか
とか 真顔で葉っぱを撫でるその様は
一体どんなもんだか
見たくもない!
 
 
こんな調子で続々幻聴受信中
 
 
 
 
 
 
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